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じぇしー&えりーの
日本を深掘るキャンピングカー旅

吾妻小富士 ねぶた祭り ノシャップ岬 硫黄山 熊野 高野山中門 志賀高原の雲海 ひまわり畑 橋杭岩

子連れキャンピングカーで
4ヶ月間日本を旅して
出会った絶景たち

人イラスト

日本ってどこまでも行っても日本だけど、日本にもいろいろあるんだなぁと思いました byじぇしー

自分は日本人で、日本に住んでいて、日本はだいたいどこも同じだと思っていました。

どんな辺境に行っても日本語の看板があるし、日本語を話せる人が住んでるのでそういう側面もあるのですが、時間をかけて日本を巡ると、やはり各地で違う地質、気候、文化を持ち、人も土地も全く同じではないんだなぁと肌で感じました。

例えば私は広島に住んでいますが、関西の陽気さは独特だなぁと思いましたし、東北のおっちゃんに温泉で話しかけられると訛りが反響して何言ってるか分からなかったし、北海道は本当に違う国だったんだなぁ、と。

きっと実際に行かないと、もっと言うなら旅に出て時間をかけていろいろなところを巡らないと感じられないことなんだろうなと思い、映画を見ているようなデザインのページにしました。

スクリーンを眺めるように、面白がりながら見ていただけると幸いです。

(コンテンツは順次追加します🥺)

秋吉台

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なぜか木が生えてない山って神々しく感じてしまうのだけれど、秋吉台は特に「大地!!!」って感じで行くたびにうわーすごーってなります。しかもこのすごいカルスト大地の下にめっちゃすごい鍾乳洞があるって想像してみてほしい。すごくないですか?

秋吉台は日本で一番大きいカルスト大地で、カルスト大地って雨水や地下水で石灰岩などが侵食されてできた大地なんだそう。どんだけ雨降ったんだと思ってchatGPTに聞いたら、秋吉台の石灰岩ができたのは恐竜が生まれるより前だって。

当たり前だけど、大地って自分たちの想像がつかないくらい昔から存在するんだよなぁ、と思いました。

高野山

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仏教ってちょっと学ぶとめちゃくちゃ面白いんですよね。昔の仏教をざっくり言ってしまうと宗教というより「どうやったら苦しみを感じずに生きられるのか」という哲学らしいです。あとは生活様式とか建築とかもまとめた学問とも言えるらしく、お坊さんってめちゃくちゃ偉かったんだって。昔は国家公務員だしね。

高野山をひらいた空海はめちゃくちゃ天才で、あれよあれよと出世し、中国でめちゃくちゃ偉いひとに秒で認められて、その人の教えを全て授かります。こうして日本に密教という仏教を持ち帰り、修行の場として作ったのが高野山です。高野山は山すべてが修行の場で、めちゃくちゃざっくり言うと、瞑想したり、山の中を歩いたり、護摩業したり、断食したりすることで悟っちゃおうという宗派みたいです。

訪れた際に瞑想体験(阿字観)に参加してみたかったのですが、子供連れてるしなぁ...と迷っていたら担当のお坊さんが「子供も一緒にいいよ!いこう!」と言って参加させてくださりました。お坊さんも子供の参加は初めてみたいで、試しにやってみたって感じだったそうでした。子供が途中で泣いてしまったのですが、「子供の泣き声も心地よく感じた」と言っていただき、感謝感謝でした。(担当のお坊さんは毎回違うみたいです。この日のお坊さんは九州からヘルプで来たそうなので毎回子連れで参加できるとは限らないと思います)

本州最南端

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目的地もなく走っているときに「本州最南端」という看板を見かけて思わず引き返して向かいました。やっぱせっかくだし端っこは行っときたいよね。記念になります。

芝生の岬がドーンと広がり、端っこなんだなぁと感じる場所でした。隣接する南紀熊野ジオパークも綺麗で、子供達は楽しんでいました。

串本橋杭岩

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本州最南端から三重方面に向かうと現れる奇岩群。名前は道路の青い看板にちょこちょこ出てくるので知っていましたが、実際に通りがかるとすごすぎて思わず寄り道してしまいました。

弘法大師 空海が橋をかけようと岩を運んできたという伝説が残っている場所ですが、岩が侵食されてできた奇岩のようです。

周囲に転がっている岩は1700年代に東海・東南海・南海地震の連動型であった宝永地震によって崩れたものと考えられています。いわゆる南海トラフです。紀伊半島東岸では推定波高5~10mの大津波が襲来したと言われ、しかも地震が起きた49日後に富士山が噴火し、江戸にも大量の火山灰が降ったらしいです。こわすぎ...。

綺麗な景色にも様々な歴史があります。災害対策はちゃんとしておこうと思いました。

熊野三山

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後白河上皇は34回、後鳥羽上皇は29回も詣ったとされ、古事記にも登場する熊野。熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三社を合わせて熊野三山と呼び、これらの大社に詣でるための道が熊野古道です。熊野三山とまとめて呼ばれていますが起源は異なり、主祭神も別です。

どの大社も水にまつわる場所にあり、古代の人々がいかに水を畏れていたかを想像できます。最盛期には「蟻の熊野詣で」と呼ばれたほど参拝者が多かったそうですが、江戸中期以降は衰退していきます。

私自身に霊感的なものは全くないですが、個人的には本宮大社が昔あった場所である大斎原(おおゆのはら)や那智の滝はやはり荘厳というか、凡人でも感じる厳かなものがありました。

なんと言っても、熊野三山での一番の思い出は灼熱の中ひたすら階段を登った那智大社ですね...。この旅で2番目にしんどかった...。

小袖海女センター

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なんと言っても朝ドラ「あまちゃん」の舞台で有名な場所です。珍しくえりーが行きたいという場所なので行ったらめちゃくちゃ良いとこでした。7〜9月の土日は海女さんの素潜り実演が行われていて、生で素潜りを見ることができます。訪れた日はたまたま「北限の海女フェスティバル」が開催されていて、子供達が太鼓やダンスを披露していたり、まめぶ汁などの郷土料理をいただくことができました。

歴史的には縄文時代からアワビを取っていた道具が出土しており、明治維新ごろに女性が潜る文化が確立されたようです。海女漁の最北地であることから「北限の海女」と呼ばれ、海女さんたちも「北限の海女」と書かれたはちまきをしていました(あまちゃんでのんは北の海女と書かれたハチマキをしていました)。

素潜り実演で海女さんが取ったウニをその場で食べることができました。また海女センターでも瓶詰めのウニが売られています。この瓶詰めのウニがめちゃくちゃ美味しくて、この旅1番美味しかったと言っても過言ではありません。今まで食べたどのウニより上品な味がしました。実家に送ろうと思ったのですが、滅菌した海水に漬けてあるでけなので賞味期限が短く諦めました。ぜひ現地で購入して食べてみてください。

ねぶた祭り

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旅の予定はほとんど何も決めていなかったですが、唯一予約していたのがねぶた祭り。西日本に住んでいたらねぶた祭りに行く機会なんてないですし、死ぬまでに1度くらい見てみたいと思っていました。

お祭りって屋台を巡って飲んだり食べたりするものだと自分は思っていたのですが、ねぶた祭りは違いました。みんなねぶたを見に来てると思われ、飲んだり食べたりしてる人はあまり見かけませんでした。たしかに次から次に巨大なねぶたがやってくるので、その度「おぉー」ってなるんですけどね。

関連ページにはちょっとした動画も上げているので、興味がある方はぜひ見てみてください。